菩提樹の森幼稚園
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脳科学と教育 
○脳科学と教育
  前川口市立東本郷小学校長で現在脳科学教育研究所の所長である、桑原清四郎先生をお迎えしての当園で講演会でありました。午前10時には開会され一乗院のホールには100名近くの保護者様が参集し、熱心に講演に聞き入った。
  今回のテーマーは、「脳科学と教育」〜たくましい子どもを育てるために〜と題され、始めにこれからは脳科学の時代であり、脳の世紀であると言われ、ようやく脳に対する正しい認識がなされる時代になった。そして脳の仕組みと働き、学びの仕組み、脳と生活習慣、脳と心の発達、両親の愛情と役割などについユーモアを交えながら易しく解説をされた。
 その主な要点を列記します。
 幼少期の時期がとても大事で、それを逸してしまうと取り返しのつかないことになってしまう。
 その大切なことは 
 ?「早寝・早起き・朝ごはん」が鉄則、メリハリが大事。
 ?テレビ、ゲーム、携帯電話は少なければ少ないほど良い。
 ?昼間思いっきり活動し、夜は「バタン キュッ」と寝る。
 ?脳は使えば使うほど発達する。そして体は丈夫になる。
 ?褒める:叱るの割合は、7:1 。
<上手な褒め方>
 ・成功が成功の元、成功させてほめる。・・・成功なければ褒めてもむなしい。
 ・間髪入れずに褒める。・・・報償カイロは瞬時に作動、後追いは効果半減。
 ・全身で褒める。・・・よかった・100点・花丸・頭撫ぜ・肩車で教室一回り。
 ・お母さんも嬉しいと言う。・・・喜びの伝染・伝播。
 ・一歩の努力を褒める。・・・褒め効果はショートステップ。
 ・褒めるのに理屈はいらない。
<上手な叱り方>
 ・間髪いれず叱る。・・・カイロの遮断、理屈はいらない。
 ・見せしめ・人前は注意・・・他人への効果なら別の場で。
 ・理由は一言で・・・善、悪は分かっている。長いとくどい。
 ・説明は具体的、要点は絞る。・・・言い訳回路を発達させる。
 ・子どもの「言い分」に、日常の不満や願いが投影されている。
   ・・・ヘドロのように心の底にたまっている。それが出る。
 ・興奮させない。・・・混乱・混戦の防止。
 ・叱りっぱなしで話を終えない。・・・叱りは愛の表出。
 注意する・叱る・罰を加える」hさ教育の範疇、いじめ・暴力・暴行は反教育である。
  「桑原清四郎先生のブログより」
 
 

感染から子どもを守ろう!
○感染から子どもを守ろう!〜東京新聞より
  二学期の朝、お子さんが熱っぽい様子だったら、どうすればいいか。
  「今の時期、熱があれば新型インフルエンザを疑うべきです。登校させずに、医療機関の受診を。熱が出ない例もあるので、咳、のどの痛み、くしゃみ、鼻水があれば、ふだんより慎重に構えてください」と青木医師。
  国内感染初期には、専用の発熱外来が設けられていたが、感染拡大期になった6月以降は、原則としてすべての医療機関が対応するように、国が通達している。できるだけ待合室で待たせない対応をしているクリニックもある。
  今の流行状態では、迅速検査で「A型」と判定されれば、新型インフルエンザの可能性が高い。治療は「基礎疾患がなく、症状も軽ければ、自宅療養が基本です。抗ウイルス薬も必要があれば処方します。職場や学校への復帰までは最低一週間。それでも熱があるようなら、熱が下がるまで安静に」。
  自宅療養の間は、家族への感染防止が重要になる。診断がつく前に感染している場合も多いので、家族も早めに検査を。感染していなければ、患者と接する場合はマスク着用を徹底する。手洗い・うがいを励行しよう。患者の啖、鼻水が付いたティッシュなどはポリ袋などに密封し、手で直接触れないようにする。着替え、食器などを扱ったあとも手洗いを忘れずに。
  新型インフルエンザは大半の人が免疫力を持っておらず、感染力が強いのが特徴。二学期になれば、学校での集団感染から家庭への広がりは避けられない、と青木医師はみる。
  「でも死亡率は高くないので、治療は季節性のインフルエンザと大きな違いはありません。無理して出社・登校せず、一人ひとりが他の人にうつさない配慮をすることが何より大切」と話す。

○新型インフル 家族が発症したら〜厚労省などが注意点
  流行がさらに拡大した新型インフルエンザ。家族が感染したら、ほかの家族はどう対応すればいいのか。厚生労働省や米疾患対策センター(CDC)は、様々な注意点を挙げている。
  *体調異変時
 熱や咳が出始めても、体力などにより個人個人で症状は異なり、自宅の常備薬で対応できることもある。
ただ、妊娠中や持病のある人は、早めにかかりつけ医に相談する必要がある。
 受診する場合、都道府県の発熱相談センターに電話で相談できる。医療機関に行く前に電話を。「患者が
多い時期は重症者を優先的に診る大病院より、地域の診療所のほうが待たずに済むことが多い」」(厚労省)
という。
*自宅療養
 感染者本人はマスクをつけ、できればドアを閉められる個室で療養する。妊婦や持病のある人は感染者の看護を避ける。感染した子どもを抱くときは自分の肩に子どものあごをのせるなど、面と向かわない工夫をしたい。口に手を当てて咳をした際など、こまめに石鹸や消毒液で手洗いを。タオルも家族で色分けをして別のものを使う。
*外出は?
 厚労省によると、感染者の家族は会社や学校などへ行くのは問題ない。ただ朝晩に熱を測るなど体調チェックを怠らないよう呼びかけている。CDCは感染者本人について、解熱剤を使わずに熱が下がったとしても、丸一日は外出を避けるべきだとしている。さらに厚労省は「できれば発熱、咳などの症状が始まった日の翌日から七日目まで避けてほしい」としている。

○様々な情報を基に本園としましては、「幼児の特性」や幼稚園が「幼児の集団生活」の場であることを第一に考え、お子様本人は勿論のことご家族の方の感染の場合も、登園を控えるなどのご配慮をお願いし、今後も園内での感染を防ぎながら園の運営を行って参りますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

「踏ん張る」 足鍛える室内でも 押し合い ストレッチ
子どもたちの足が弱くなっている。外で走り回って遊ぶなど、足を使う機会が減っているのが原因の一つのようだが、家の中でも工夫次第で足を鍛えることはできる。医師など「足の専門家」で作るNPO法人「オーソティックスソサエティー」(東京)は2001年から4年間、千葉県内の幼稚園児約300人の足のサイズや足裏の形を測定した。約70%は小指が内側に曲がる「内反しょうし」だった。半数は、指が地面に着かない状態の「浮き指」。「外反ぼし」も約5%いた。兵庫教育大学名誉教授・原田碩三さん(71)の調査でも、5歳児で土踏まずがある子は、1980年の75%から04年は46%に減り、浮き指のない子は93%から8%に激減した。原田さんは「『踏ん張る』ことができない子どもが増えている」と指摘する。同NPO理事長整形外科医の内田俊彦さん(57)は「転びやすい、駆けっこが遅いという子は、指でしっかり地面をとらえていないことが原因かもしれない」と言う。足は体のバランスに影響を及ぼす。特に、足の裏にアーチを作りクッションの役割も果たす土踏まずが大事だ。アーチと足首が弱いと、かかとで支えるため、重心は後ろに寄る。上半身でバランスをとろうと猫背になり、肩こりや腰痛になることもあるという。足の健康の助言もする靴店「アスリートクラブ」社長の三宅秀敏さん(57)は、2万人以上の足を観察した経験から、子どもの足の?退化?を実感している。「電子ゲーム遊びなどで、室内でじっとしている時間が長いと足は弱まる一方」と話す。?退化?を防ぐには、歩き始めた時期から、足の骨が出来上がる10歳ぐらいまでの間に、とにかく歩かせること。鬼ごっこやドッジボールなど、瞬間的に前後左右に動く外遊びは最も効果がある。室内でも足は簡単に鍛えられる。内田さんは「つま先たちで腰を下ろしたそんきょの姿勢で、手で押し合う遊びは、土踏まずを作る」と話す。また、三宅さんは、かかとにかかる重心を前に移すストレッチを勧める。まず、大判で厚めの雑誌で6〜7?ほどの段差をつくる。かかとを地面につけ、指の付け根部分を雑誌に乗せ、アキレスけんを、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。約3分間、じっと立ち続けているだけでも効果がある。足指を強くするには、足指でのじゃんけんや、「結んで開いて」の要領で指を開く運動が良いという。踏ん張る際に重要な小指に意識を集中させることが大事。三宅さんは「『結んで開いて』を1日20回程度、1か月続ければ、それだけで歩くバランスが良くなる」と話している。
(読売新聞より)
子どもたちの足が弱くなっている。外で走り回って遊ぶなど、足を使う機会が減っているのが原因の一つのようだが、家の中でも工夫次第で足を鍛えることはできる。医師など「足の専門家」で作るNPO法人「オーソティックスソサエティー」(東京)は2001年から4年間、千葉県内の幼稚園児約300人の足のサイズや足裏の形を測定した。約70%は小指が内側に曲がる「内反しょうし」だった。半数は、指が地面に着かない状態の「浮き指」。「外反ぼし」も約5%いた。兵庫教育大学名誉教授・原田碩三さん(71)の調査でも、5歳児で土踏まずがある子は、1980年の75%から04年は46%に減り、浮き指のない子は93%から8%に激減した。原田さんは「『踏ん張る』ことができない子どもが増えている」と指摘する。同NPO理事長整形外科医の内田俊彦さん(57)は「転びやすい、駆けっこが遅いという子は、指でしっかり地面をとらえていないことが原因かもしれない」と言う。足は体のバランスに影響を及ぼす。特に、足の裏にアーチを作りクッションの役割も果たす土踏まずが大事だ。アーチと足首が弱いと、かかとで支えるため、重心は後ろに寄る。上半身でバランスをとろうと猫背になり、肩こりや腰痛になることもあるという。足の健康の助言もする靴店「アスリートクラブ」社長の三宅秀敏さん(57)は、2万人以上の足を観察した経験から、子どもの足の?退化?を実感している。「電子ゲーム遊びなどで、室内でじっとしている時間が長いと足は弱まる一方」と話す。?退化?を防ぐには、歩き始めた時期から、足の骨が出来上がる10歳ぐらいまでの間に、とにかく歩かせること。鬼ごっこやドッジボールなど、瞬間的に前後左右に動く外遊びは最も効果がある。室内でも足は簡単に鍛えられる。内田さんは「つま先たちで腰を下ろしたそんきょの姿勢で、手で押し合う遊びは、土踏まずを作る」と話す。また、三宅さんは、かかとにかかる重心を前に移すストレッチを勧める。まず、大判で厚めの雑誌で6〜7?ほどの段差をつくる。かかとを地面につけ、指の付け根部分を雑誌に乗せ、アキレスけんを、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。約3分間、じっと立ち続けているだけでも効果がある。足指を強くするには、足指でのじゃんけんや、「結んで開いて」の要領で指を開く運動が良いという。踏ん張る際に重要な小指に意識を集中させることが大事。三宅さんは「『結んで開いて』を1日20回程度、1か月続ければ、それだけで歩くバランスが良くなる」と話している。
(読売新聞より)
食事とは&食事のマナー、どう考えている?
食育とは食育とは、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。(1)戦後の食生活の変遷我が国の食生活は、伝統的に主食であるご飯を中心に、魚や野菜、大豆から作る豆腐や納豆などの副食の中心とするものでした。第二次大戦後、経済成長を含む我が国の社会情勢の変化を背景に畜産物や油脂などの摂取が増加し、昭和50年ごろには、カロリー摂取量がほぼ満足すべき基準に達しており、たんぱく質、脂肪、炭水化物のエネルギー比率のバランスがとれているなど、いわゆる「日本型食生活」ともいうべき理想的な食生活を達成していました。しかしながら、その後も脂質の消費が引き続き増加したことに加え、米の消費が減少し続けたことにより、脂質のとりすぎと炭水化物の摂取量の減少が顕著になっているほか、不規則な食事の形態に代表されるような食生活の乱れが生じてきています。このような偏った食生活もあり、肥満や糖尿病等が若い世代の人たちに及ぶようになり、心臓病、脳卒中、がんといった従来の「成人病」を「生活習慣病」と言い替えるようになる事態となりました。健康のまま寿命を延ばすためにも、また、今後ますます増大すると見込まれる医療費を抑制することにもつながるため、食生活の改善が重要となっています。(2)食生活が変化してきた主な理由パン食の普及により、簡単に準備できるパン食を朝食として取り入れるようになったこと。塾通いやテレビの深夜番組などの影響により夜遅くまで起きているようになった結果、朝は食事をとらなかったり、朝食の内容が不十分になったこと。残業や子どもの塾通いなど家族のライフスタイルの変化の一方で、コンビニエンス・ストア等の普及により、24時間いつでも自分の食べたい時に、自分の好きな食べ物だけ食べられるようになったことなどにより、家族で食事をする機会が減少し個食や孤食が増加してきたこと。(3)さらに、食育が必要となってきた原因のもう一つに、昨今のBSEや食品の表示といった問題に端を発した、食の安全・安心があります。(4)加えて、人々のライフスタイルが多様になり、食生活も豊かになっている中で40%という低い食料自給率を向上させるという課題もあります。(5)このように、私たちの食には、様々な問題がありますが、これらは、行政や産業側が努力するだけで解決できるものではありません。(6)このため、国民自らが「食」について考え、判断する力をつけるための「食育」が必要となっているのです。食育は、まさに食の教育全てを指す言葉として使われています。人によって、食への思い入れは違っていますので、何を問題として食育に取り組むかは、取り組む人の問題意識によって違ってきます。ここでは、今後の日本を見据えて、今、早々に取り組んでおく必要のある食育について紹介します。一つは、食生活の改善に取り組むための目標として策定された「食生活指針」を実践していくための「食育」、もう一つは、食の安全・安心に関する「食育」です。食生活指針は、平成12年3月に、当時の文部省、厚生省、農林水産省が共同で策定した指針であり、閣議でその普及を図ることが決められました。その内容は、誰もが食生活の改善に取り組めるように配慮して作られました。諸外国でも、我が国同様に、自国民の食生活について、食生活指針を策定しており、その内容は、概ね、食事を楽しむとともに、穀類や野菜・果実・豆類、牛乳・乳製品などをとり、脂肪や塩分、飲酒を控えるといった内容になっています。我が国の食生活指針には、諸外国にはない項目が、二つ含まれています。一つは、「食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も」です。食文化の多くは、その地域で採れる農産物を食材として利用することが成り立ってきました。我が国だけでなく、世界中にその地域特有の食文化があります。その地で生産される農産物は、昔から、そこに住む人にとって、身体に一番あっていると言われています。地産地消の本来の目的がここにあります。又、食料自給率を高め、フードマイレージを小さくすることによって、地球環境の保全にも役立てようという意味も含んでいます。もう一つは、「調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく」です。世界の食料の現状や環境問題から、買いすぎ、作りすぎに注意し、適量に心掛けることが大切です。このことに、ひいては、国産の農産物を大事に使って欲しいという期待が込められています。(財団法人・食生活情報サービスセンターよりコピー)
幼稚園における食育の参考投稿特集食事のマナー、どう教えている?「楽しい思い」育てよういただきますのあいさつ農家や漁師の苦労を説明TV消す、食器運ぶ習慣に今月の投稿特集「食事のマナー、どう教えている?」には、「いただきます」の挨拶を小さいうちからさせているという体験談や食事のしつけについての悩みなどが多数寄せられた。中でも目立ったのは「食事に集中せず遊びながら食べる」と言う声。成長の過程でもあり、時期を待つことも大切だ。千葉市の主婦宮下美穂さん(36)は、2人の子どもに、かわいいしぐさをするようになった1歳ぐらいから「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをさせ始めたという。小学生になった今も欠かさずにしている。「『食べ物の命をいただいている』と教え、子どもたちも理解しているようです」千葉県船橋市の主婦朝倉和子さん(39)は「残さず食べさせることを心がけました」「この魚は、魚を取る人が遠い海で頑張って取ってきたのよ」などと話すと、素直に聞いてくれたという。「使った食器を台所まで運ばせる」「食事中はテレビを消す」などマナーとして教えている家庭も多かった。 箸の使い方を気にする家庭も多い。「子どもは3歳。無理やり持たせずに、リングがついている幼児用はしを楽しみながら使っている」というのは、東京都八王子市の主婦藤井智子さん(33)「少しだけど上手に使えてえらかったね」などと褒めることも忘れないようにしている。山口県下関の主婦大崎玲子さん(49)は「食べ物の好き嫌いも、箸の使い方も『大人が良い手本を見せる』『時期を待つ』の2点が大事なのでは。この二つのルールを頭に入れておけば、あまりカリカリせずに済むのではないでしょうか」とアドバイスする。悩みで多かったのは、「子どもが食事中に動き回る」と言う声。山口県宇部市の主婦(39)からは「4歳の娘は幼稚園では席でちゃんと食べているようだが、家では1分と座っていない」と言う手紙が届いた。「3歳の息子は食べて遊び、遊んでは食べるの繰り返し。注意しても直らない」(群馬県みどり市の28歳主婦)など、同様の悩みが目立った。千葉県柏市の主婦竹内美津子さん(57)は「遊びながら食べるのは、子どもの成長の過程の一つ。教えようというのではなく、その過程を親も一緒に過すと考えては」と言う意見も。東京都内で育児相談に携わる保育士の小川晶さんも「食事に集中しない」と言う相談を良く受ける。食べ物を手で触ったり、混ぜたりするのは、1歳前後に良くみられる。「感触を試している行為。肯定的に見守ってほしい」ただ、食べ物で遊んではいけないことを伝えるため「お口に入れようね」などを繰り返し声をかける。一方食事中に動き回るのは、他のことに興味がむいている姿。園などで集中できるの子どもが多いのは、保育士が食事、おしぼりなどを過不足なく用意し、最後まで子どものそばについているのも理由と言う。他に「家でも、食卓の準備を整え、皆がそろって食べ始めるなど、落ち着いた雰囲気作りを心がけては」という意見も。子どもの甘えたいという気持ちが関係する場合も。「5歳の子を厳しく叱っているが効果がない」という親が時々膝の上で甘えさせて食事をさせると、やがて動き回らず食べるようになったという。「乳幼児期は食べるのが楽しいという思いを育てることが大切。家族で楽しく、食事をしてほしい」と、結ばれている。以上食事のマナー、どう教えている?を抜き取りましたが、最近は朝食をとらない子どもが増えている中、幼児期に食事は「楽しい思い」を育て、しっかり食事をすることにより、健康で健全な楽しい生き方が出来ることを、食育の一つとして伝えて下さい。
(2007年(平成19年)9月24日(月曜日)読売新聞朝刊(13)「くらし」より抜粋)
子どもの視力 しぐさでチェック
を細める異常に近づく・・・眼鏡をかけている幼児をよく見かけるようになった。幼児期は目の発達にとって重要な時期だが、視力の異常をきちんと把握するのは難しい。専門家は「弱視などには早期の発見、治療が重要。日常の子どものしぐさに注意を」と助言している。「テレビから離れなさい」。東京都品川区の女性(36)は一日に何度も、長男(5)に注意をする。しかし、長男はすぐにまたテレビの目の前に近づいてしまう。女性も夫も、子どものころから強い近視。「目が悪くなっていてテレビ画面がよく見えないのでは、と心配になります」文部科学省の2006年度の学校保健統計調査によると、視力が1.0未満の幼稚園児の割合は、前年度比4ポイント増の約24%。視力低下は、中学生、小学生だけではなく、未就学の幼児にも広がっている。しかし、幼児は「見える」「見えない」を自分で訴えることが無難しいため、視力の異常がなかなか発見されない。東京都港区の女性(46)の長男は小学4年生。1年生の視力検査で初めて、視力が0.5くらいの近視であることが分かり、びっくりしたという。「保育園に通っていたときは近視だとは全然気が付きませんでした」真清クリニック(千葉市)院長で眼科医の日比野久美子さんによると、生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01くらい。その後、物を見る機能が急速に発達し、4.5歳で1.0くらいになる。 視力は、見えた画像がはっきりと網膜に映り、その刺激が脳に伝わるという一連の刺激によって発達する。「強度の遠視などを矯正しないで放っておくと、網膜にきちんとした画像が映らない状態が続く。視力は順調に発育をせず、弱視になってしまう」と日比野さんは指摘する。弱視とは、眼鏡などをしても十分な視力のでない状態。早期の発見と治療が必要だが、とくに片方の目だけが悪い場合は、日常の行動に支障が表れず発見が難しい。見える目しか使わないと、使わない方の目の視力は発達しない。適切な眼鏡をするなどして悪い方の目も使うようにすることが大切だという。「丈夫で安全」眼鏡の基準幼児が眼鏡をすることに抵抗を感じる親は多いが、最近は、幼児向けの眼鏡のデザインや色も豊富で、肌にやさしい素材を使ったものもある。眼鏡メーカー「セイコーオプティカルプロダクツ」が4〜12歳の子どもを持つ親を対象に行った調査によると、眼鏡を購入する際に選ぶ基準は、「顔へのフィット性」が一番多く54%、「デザイン」33%、「価格」32%、「丈夫さ」28%と続いた。同社の担当者は「子どもは扱いが乱暴になりがちなので、丈夫で安全なものがお薦め。眼鏡点でよく相談して顔のサイズにあったものを選んで」と話している。3歳児健診で検査井上眼科病院(東京)理事長の井上治郎さんは、「子どもの目の危険信号を見逃さないように周囲が気をつけて」と助言する。例えば、?物を見るときに目を細めたり、横目で見ようとする?異常に物に近づいて見る?片方の目で見るために、頭をどちらかに傾けて物を見る―など。3歳児健診は幼児期の視力検査を行う数少ない機会。厚生労働省によると、健診の仕方は自治体によって異なるが、健診の前に各家庭に視力検査セットが届く場合が多い。「知らない人がいる健診会場で視力検査をしても子どもは落ち着かず、正確に測れない。自宅で行ってみて、気になる点があれば眼科医に相談を」と担当者は話している。
(読売新聞より)
子ども服 安全規格を フード、ひも・・・事故原因に
上着のフードが遊具に絡まって窒息しそうになるなど、子ども服が原因の事故は意外と多い。欧米などでは、子ども服に関して厳しい安全規格が定められている。日本でも子ども服の「安全」に関心が高まっており、危険な子ども服のデザインを規制する動きも出てきた。(竹之内知宣、谷本陽子)
 「5歳の息子がジャングルジムで遊んでいたら、トレーナーのフードが鉄パイプに引っかかり、首をつった状態になった。すぐに抱き上げて助けたが、首にあざが残った」
 「小学6年生の息子が、長ズボンから垂れていた、すそ上げのひもを踏んで転び、右手首を骨折した」東京都が昨年初めて実施した「子どもの衣類にまつわる危害・危険調査」に寄せられた事故事例だ。
 調査は、1歳から12歳の子どものいる親1163人を対象に行われた。それによると、8割近い895人が子ども服が原因でけがをする危険を感じていたといい、そのうち192人が実際にけがをしていた。とくに?靴下やタイツが滑りやすくて転んだ?上着のファスナーで顔や首をひっかいた?上着についているひもが物にひっかかって転んだなど、ファスナーやひもが原因になる場合が目立った。
 調査を担当した東京都生活安全課係長の桜井修さんは「子ども服が原因で、危険な思いをしている人がこんなにいたことに正直、驚きました」と話す。 欧米では、政府などが子ども服に関連した事故情報を収集・分析し、再発防止につなげている。一方、日本では行政による安全対策はもちろん、実態調査もほとんど行われていない。
 子ども服のデザインによる事故の危険性がこれまで見落とされてきた原因の一つには、消費者側の「子どもの事故は親、とくに母親の不注意のせいにするという風潮がある。例えば、今回の都の調査でも、事故の危険に直面した親のうち「衣類に何らかの問題があった」と回答したのは24.2%に過ぎない。続いて「衣類の選び方が適切でなかった」(23.5%)。「衣類は関係なく大人の不注意だった」(22.8%)の順。さらに「衣類に何らかの問題があった」と考えた人でも、メーカーや消費生活センターなどに、その問題を伝えた人は1割もいなかった。
 NPO法人「子どもの危険回避研究所」(東京)所長の横矢真理さんは「事故情報が広く伝わっていなかったため、これまで子ども服の危険性が表面化せず、デザイン面での改善も進んでこなかったのではないか。事故情報を積極的に関係機関に通報することは、再発防止や安全性の向上につながる大切なこと」と強調している。
 ■子ども服の事故事例■(東京都のアンケート調査から)
  ・電車の中で、パーカーのひもが他人のかばんの金具にひっかかり、反対方向に引っ張られ首がしまった。(4歳)
  ・ジャンパーのすそのひもを足で踏んで転倒、あごをすりむいた。(5歳・男児)
  ・祖母がパーカーのファスナーをあげたところ、勢いあまって首の皮膚を挟んだ。(3歳・女児)
  ・ズボンのおなかあたりのひもが、ジャングルジムにひっかかり、動けなくなってしまった。(6歳・男児)
  ・上着の襟に付いていたリボンが滑り台のてっぺんの金属にひっかかり、首がしまりそうになった。(3歳・女児)
  ・ズボンのファスナーをあげたら、陰部をはさんだ。(3歳・男児)
  ・トレーナーの飾りビーズが、脱ぐときに取れて耳に入り、耳鼻科で取ってもらった。(小学2年・女児)
(読売新聞 07/07/11より)

 

野菜嫌い 笑顔で克服
子どもの野菜嫌いに頭を悩ます親は多い。野菜が登場する絵本の読み聞かせや畑での野菜栽培などを通して、まずは子どもに野菜を身近に感じさせることが、野菜嫌いを克服するポイントのようだ。
 東京都の会社員Aさん(36)は、長男(5)の野菜嫌いに困っている。昨冬から、お菓子ばかり間食して、トマトやキュウリ、キャベツなどの生野菜をほとんど食べなくなった。「無理やり食べさせようとしても、苦いから嫌などと言って口を開けようとしません」
 食品大手カゴメ(名古屋市)が昨春、幼児・児童を持つ親4800人を対象に行った調査でも、子どもの食生活で困っていることのトップは、「偏食が多い・野菜が嫌い」(41%)。2位の「食べるのが遅い」(11%)以下を引き離した。
 野菜嫌いの克服について、NPO法人「みんなの食育」代表理事で管理栄養士の竹森美佐子さんは子どもが野菜嫌いだという家庭は、実は、親も日ごろから野菜を食べていないことが多い。食べても食べなくても、必ず食卓に野菜を並べること。そのうえで、子どもが野菜を身近に感じられるような工夫をすることが大切」と指摘する。 野菜を扱った絵本を活用する方法もある。絵本を紹介する情報サイト「絵本ナビ」編集長の磯崎園子さんは最近、野菜を好きになるような本を教えてほしいという相談をよく受ける。「絵本に出てきた野菜が食卓にあると、子どもはとても親しみを覚えるようです」と磯崎さん。実際、同サイトには「正義の味方のピーマンが悪者を退治する絵本を5歳の長女に読み聞かせていたら、ピーマンを食べられるようになった」(山口県の母親)などというメールが数多く寄せられているという。
 東京都内の会社員Bさん(40)の長女(5)は、母親の料理のレシピ本を見るのが大好きだ。「以前は、キュウリなどの青野菜が苦手でした。でも、料理を作る際に、この野菜を入れるとおいしくなるんだよと言いながら一緒にレシピ本を見ていたら、いつの間にか好き嫌いがなくなりました」
 家庭や保育園などで、野菜を育て収穫する体験も貴重だ。静岡県函南町の若葉保育園は、昨年から近くに畑を借りて、キュウリなど十数種類の野菜を園児が育てている。 「水やりや草むしりなどをして野菜を育て、収穫する喜びを知ることで、野菜への愛着が生まれているようです」と園長の山田洋子さん。これまで苦手だったトマトを丸ごと食べられるようになったり、家庭でもナスなどの野菜を食べたいと親に注文したりする園児が増えたという。
 食育コーディネーターの大村直己さんが提案するのは、離乳のころから親と一緒に少しずつ野菜を食べることだ。菓子などの甘い味や刺激的な味に慣れてしまうと、野菜の素朴な味が分からなくなってしまう。「料理の手伝いをさせるなど、受け身ではなく、野菜を楽しく食べる経験を子どもに与えてほしい」と大村さんは話している。
(読売新聞 07/07/09より)

 

子どもが幼稚園・保育所に通うようになると?
子どもが幼稚園・保育所に通うようになると、親にも新しい友人ができる。同じ年ごろの子どもを育てる仲間同士、共通の話題が豊富で楽しみもあるが、「付き合いがおっくう」という声も聞く。ベテラン幼稚園教諭ら専門家は「気楽に構えることが大切」とアドバイスしている。
 東京都内に住む主婦(28)は昨年、長女(4)が幼稚園に通い始めた。近所の公園で知り合った子どもも同じ園で長女も早くなじみ、安心感もあったという。
 しかし、6月ごろになると、朝に通園バスの停留所まで見送った後、延々と立ち話をするのが煩わしく感じるようになってきた。「入園したばかりのころは、年上の子どものいるお母さんから、毎年の行事のことを聞くなど参考になった。しかし、うわさ話を聞かされることなどが次第に増え、付き合いたくなくなってきたんです。」と話す。
 幼稚園や保育所で、他のお母さんたちに会うのがつらい、おっくうだという声は少なくない。子育てについての講演活動を行っている教育ジャーナリストの青木悦さんのもとにも、朝、「幼稚園に行きたくない」と涙声で電話がかかってきたことがあった。「子どもの発育や育て方に加え、親の人間関係についての相談も増えています」と話す。
 横浜市都筑区の保育施設「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子さんも、母親同士の付き合い方に悩む人が多いと感じている一人だ。このため同クラブでは、母親同士が広く知り合い、本音を話し合えるようにと、「お話会」を開いている。新年度、初めて顔を合わせた4月下旬の会では、11人の母親が午前10時から、昼の弁当を持ち寄って午後2時ごろまでじっくりと自己紹介をし合った。
 「自分の思いをいろいろと話す中で、心を開くきっかけになれば。お話会を契機に、これまで『○○ちゃんのママ』としか知らなかった人が、意外な経歴を披露してくれることがあり、大人同士、魅力を感じて仲良くなることもあります」と柴田さん。 現在2歳の長女が同クラブに通う溝口裕子さん(35)は、長男(小学4年)、二男(小学1年)も同クラブの卒園生だ。「初めにお話会で何人もの人とお互いの考えを知ることができたので、その後はとても付き合いやすく感じました」と話す。
 ただ、子ども同士が仲良しでも、親が気が合わないというケースがある。柴田さんは「子どものためだからと、無理をしてまで付き合う必要はありません。私がグループから外れると、子どもも仲間外れにされるのでは、と気にする人もいますが、子どもには子どもの世界がちゃんとありますよ」とアドバイスする。
 青木さんも「気を使って、不快感を与えないよういつもニコニコしていることがストレスになっているのでは。気の合う人もいるし、嫌な人もいて当たり前くらいに考え、心地よく子育てしてください」と話している。
(読売新聞より)

 

しっかり指まで バイバイキーン  −食中毒予防 まず手洗い−
 じめじめした梅雨の時期は、食中毒が心配になる。抵抗力の弱い幼い子どものいる家庭では、特に注意が必要だ。離乳食は、調理の過程で細菌に触れやすいからだ。手洗いをはじめ、調理や食器の保存などについて、食中毒予防の方法を覚えておきたい。
 東京都港区にある愛育病院の栄養科科長、山本妙子さんは「離乳食は細かく刻んだりつぶしたりするので、細菌に触れる可能性が大きく、水分量も多いので細菌が繁殖しやすい。手洗い励行をはじめ、調理器具の熱湯消毒や、食品の低温保存、加熱など、食中毒予防の基本を実行しましょう」と話す。
 食中毒は年間を通じて発生するが、サルモネラ菌や病原菌大腸菌O157のような細菌性の食中毒は夏場に多い。予防の基本は細菌を「つけない」「増やさない」「殺す」ことだ。 赤ちゃんがいると、大人はおむつを取り換えたりして手に細菌がつきやすいので、手洗いは忘れずに。「せっけんを泡立て、手をこすり合わせるようにする。指と指の間、爪もしっかり洗いましょう。つめを長く伸ばしている母親が目立ちますが、短く切った方がいいでしょう。指輪も外して洗ってください」
 買い物時も肉や魚は最後に買い、まっすぐ帰宅するようにする。購入したものはできるだけ早く食べる。「保存する場合はできるだけ火を通してから。冷蔵で1日、冷凍でも1週間で使い切りたい」
 離乳食でよく使う卵は、扱いに注意が必要だという。殻にサルモネラ菌がついていることがあるため、触ったら手洗いを。また、豆腐も生のまま食べずに、みそ汁に入れるなどして火を通してから食べさせる。
 冷凍保存した食品は解凍の際にも注意が必要。加熱してから冷凍した鶏のササミを、解凍して赤ちゃんに食べさせたところ、おなかをこわした例があるという。「加熱後に冷凍した食品でも、解凍後にもう一度しっかり加熱することを忘れずに」と注意を呼びかける。電子レンジを使う場合も、加熱の途中でかき混ぜるなど、加熱むらがないように気をつける。
 また、いったん口をつけた食べ物は保存しないことが原則。保存したいときは取り分けてから食べるようにする。
 まな板や包丁、下ろし金などの調理器具は、洗ってから熱湯をかけ、乾燥させる。大きなまな板は消毒が大変なので、離乳食用に小さなまな板を用意すると作業が楽になる。牛乳パックを切り開いて洗い、乾かしてまな板代わりにし、数回使ったら捨てるといった方法もいい。 「幼い子どもがいると、調理の途中に子どもの世話やほかの家事が割り込んでしまうこともありますが、食べ物を常温で放置しないように注意してください」と山本さん。
 注意していても、食中毒になってしまうこともある。 東京都墨田区の鈴木こどもクリニック院長、鈴木洋さんによると、熱や腹痛、どろっとした粘血便があれば、食中毒の可能性があるので医師の診察を受けた方がいい。
 「手洗いは、食中毒に限らず感染症予防などの基本。親子とも習慣づけましょう。」とアドバイスしている。(読売新聞より抜粋)
『子育て日記  再び、戦う日々』 (女優 斉藤由貴さん)
昼ドラの「吾輩は主婦である」の撮影が終わりました。あまりの撮影の作業量に、なんだかもう永遠に終わらないような気がしていたのですが、私の持論?仕事はやらなければ終わらない、やれば終わる?にのっとって(当たり前だ)無事、クランアップを迎えたのでした。 自分でも思いがけなかったのですが、実はモノスゴクこの作品にのめり込んでいて、打ち上げの夜、午後七時から朝の五時すぎまでノンストップで一次会二次会三次会と盛り上がり、主題歌であるクドカン作詞の「家庭内デート」をミッチー(夫役の及川光博さん)と三回も歌い踊り―。 そうして渋谷のカラオケ屋さんから地上に出ると、世界はすっかり?朝?になっていて、新しい一日の訪れに私はなんとなくハッとして、ああ、終わったんだ、と初めて実感したのでした。
 そしてかねての予告どおり、私はフルタイムママとなりました。なったのですが…。
 ああ!!
 なんて、なんて大変!!
 朝から夜までの女優業よりも、家でママをやっているほうが百倍大変、とは前も言ったかもしれませんが、まさに実感する日々です。まず、三ヶ月間ほとんどほったらかしだった家の中の惨状(スミマセン)を立て直すことから始め、同時進行で子どもたちの世話、お買い物から一連の食事の準備、片付け…。
 撮影中は大抵夜中までスタジオがあり、それから帰宅してしばらくはソファでゆっくり、なんてやったりもしましたが、今はもう問答無用、十時ごろ子どもたちを寝かせると同時に自分もバタンキューです。お化粧も落とさず添い寝が本寝になってしまうなんてしょっちゅうです。世の中のフルタイムママは、それだけでホントに偉い…今の私の寝言は、多分もっぱらそんな感じです。 でも、大変なのは肉体だけでなく、思うに.…精神力の鍛練、という部分も大きい気がします。仕事というのは、特に女優業の場合、自分に与えられた役割、つまり演じることに集中していればそれで現場は回っていきます。あとは衣装のつながりも、メイクも、食事の準備だって、全部ほかの人がやってくれます。
 でもママ業は、今日一日にすることを自分の頭の中で段取りし、子どもたちとの兼ね合いで時に並べ替え、優先順位をつけ、最終的にやり残し(撮影でいえば撮りこぼし?)があったとしても、そのことでいちいちくよくよしない強靭な精神が必要になってきます。 そう、「母は強し」というけれど、当たり前です。母は毎日、家事と、子どもを育てるという至高の業と、そして自分と戦っているのですから。 …にしても、やっぱり子どもはかわいい。ちょっと家をあけていた間に、子どもたちは着実に成長していきました。三人が三人とも、それぞれにボキャブラリーも増え、びっくりするばかりです。ホント、親はなくとも子は育つ。なんか気が楽になるような、ちょっと寂しいような…そんな今日このごろです。
「親の私が病気になったら・・・」「ママ友だち」にSOS 早く治すことに徹する。子どもの世話、家事に苦労
今月の投稿特集のテーマ「親の私が病気になったら・・・」には、育児中に寝込むなどして、子どもの世話に苦労したという体験談が多数寄せられた。母親の負担は大きく、実家や近所などの助けを借りながら、ようやく乗り切っている例が多いようだ。
 子どもが病気のときは、親も要注意だ。東京都内の女性医師(42)は、長女が1歳の時、嘔吐と下痢の感染症にかかった。看病中に、自分も感染し、寝込んだという。「子どもが病気になったら、そばにいる親は、看病疲れもあり、うつることが多い。家庭内でも、手洗い、うがい、部屋の換気などに注意を」と呼びかける。「風邪は引き始めに注意し、無理しない」「様々な検診はできるだけ受ける」など、予防を心がけている人は多かったが、それでも寝込んでしまうことがある。「高熱が出たが、子どもたちの弁当作りは欠かすことができなかった。解熱剤は、幼き目が弁当作りの時刻に合うように逆算して飲んだ」
(タイ在住、主婦山本恵美さん 40)という体験談も。病気を押して、家事などを続けたという人は多かった。「子ども連れで内科にかかる場合、小児科を兼ねる病院がいい。自分が診察を受けている間、子どもはおもちゃで遊ぶことができ、看護師さんも子どもの扱いが上手」
(北海道古平町の久保田朋世さん 35)という助言も。「とにかく早く治すことに徹する」と言うのは、千葉県松戸市の会社員阿部陽子さん(34)。「部屋が散らかろうが、洗濯物がたまろうが、寝て治す」身内に助けてもらったという声は多かったが、近くに住んでいるとは限らない。
 2歳と11か月の男児2人を育てている神奈川県相模原市の主婦桜井千尋さん(29)は、二男を妊娠中、切迫流産で2か月入院した。長男は、義母に長野県からきてもらい、近くに住む実母と交代で見てもらった。ただ入院が長引いたため、実母は体調を崩してしまった。無事二男を出産した後は産後ケアを考え、業者の家事代行サービスを利用した。「家事代行サービスはもっと早く利用すればよかった。日ごろから情報収集など準備が必要だと感じました」と振り返る。
 夫が転勤族という福島県会津若松市の田口早苗さん(32)は「引っ越し直後、私が寝込むたびに夫が会社を抜け出したり、休暇を取ったりしてくれた。会社側に嫌みを言われ大変だったようだ。でも夫婦のきずなは深まりました」
 地域のつながりが薄れる中、近所に助けたれたという例も目立った。
 福島県郡山市の主婦鈴木智子さん(30)は昨年、インフルエンザにかかり、幼稚園に通う4歳の長男と、2歳の長女の世話に困った。近くに身内はいなくて、夫は出張中。思い切って、長男の同級生の母親に相談すると、園に送迎してくれ、長女も自宅で預かってくれた。病院へ通ったり、体を休めたりすることができた。「その後は、お互いに預け合っている。ママ友だちの存在は心強い」
 神奈川県大和市の主婦河村芳子さん(39)からは「子どもを預けなければならないつらさは、病気より苦しい」という声。入院し、子どもを親類や近所に預けたことがある。「でも『預かるよ』と言ってくれた周囲の優しさで、人の温かさを知ることができた。子どもたちにも『困ったときはお互いさま』と言える大人になってほしい」
 病気の程度によっては、子どもを預かるサービスを利用する方法もある。「21世紀職業財団」の「フレーフレー・テレフォン」では、預け先や家事代行サービスなどについての情報提供を行っている。都道府県別の相談先電話番号はホームページで紹介している。
「東京臨海病院・健康増進・介護相談サービス」より抜粋
― 軽度発達障害―
東京臨海病院小児科医長・勝盛 宏先生  
  子どもの発達に関して「ことばが遅れている」「落ち着きがない」「親の指示を聞かない」「乱暴である」「友達とうまく遊べない」「かんしゃくが度を越えている」など、どこか少し様子が違うことによって育てにくさを感じたことはありますか?これらの訴えの背景に発達障害が隠れていることがあります。

☆軽度発達障害とは?
 軽度発達障害とは、「未来、特定の能力の発達が著しく偏り、健常発達をたどらず、その結果、日常生活面・学校社会面にて何らかの困難を有する状態」を指します。ここでいう障害の意味は、身体障害で使われる障害とはやや異なり、脳機能の発達の「乱れ・ゆがみ」あるいは「アンバランス」と考えてみてください。また軽度とは「知的に遅れがない」という意味です。しかし「知的に遅れがないのに脳の発達が乱れている」と言われても何のことだか分かりにくいかもしれません。実際、軽度発達障害の子どもは一見してもそうと分からないため「障害に見えない障害」とも言えます。その頻度は子どもたち全体の6%とも10%とも指摘されています。軽度発達障害のある子どもをもつご家庭は、前述の訴えについて発達障害の視点がなければ、自分の育て方が悪いと悩んでしまうことが多いのが実情なのです。

☆軽度発達障害の診断・分類
 軽度発達障害は一般に以下の4つを包括して指します。それぞれの特徴は次のとおりです。

1 あまりに落ち着きがない、不注意・衝動的な行動が目立つ・・・行動発達の障害
 →注意欠陥多動性障害(AD/HDと言います)
2 友達と上手に関わることが難しい、特定の物事にこだわり過ぎる、変化を非常に嫌がる、応用がき
  かない、コミュニケーション・社会性(人との関わり方)・創造力(切り替え・応用力)の障害
 →高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群・高機能自閉症を含みます)
3 読み・書きあるいは計算が非常に苦手である・・・特定の認知発達の障害
 →学習障害(LDと言います)
4 全般的な軽度の知的発達の障害
 →軽度精神遅滞・・・知能指数70〜85の境界領域

  子どもは発達途上にあるため、これらの診断名は固定したものではなく、年齢とともに問題点が変化して診断名が変わったり、あるいは対応次第では症状が軽快したりすることもしばしばあります。また、2種類以上の特徴を併せ持つこともありますが、より深刻な方を優先して診断名とします。

☆軽度発達障害に対する医療機関の役割と対応について
 軽度発達障害はいわゆる疾病ではありませんので、完治をめざした医学的な治療法はありません。療育期間(例えば通級学級・特別支援学級など)での治療的な教育、すなわち早期療育が治療といえます。医療機関の役割の要は、療育期間での指導が早期に、かつ、円滑に行えるための側方支援です。具体的には、?障害の診断、?知能検査などによる現状発達評価および課題の指示、?継続的な相談窓口、?問題行動に対しての薬物療法を含む解決のための対応を行います。軽度発達障害自体、概念がなかなか理解されにくいため、ご家族の知識習得に向けた情報提供に力を入れ、その上で療育機関との連携を行います。特に高機能広汎性発達障害の場合には、医療機関だけではカバーしきれないきめ細かいサポートが必要なため、各自治体の発達障害支援センターを中心に療育プログラムを組むことも必要になります。

☆軽度発達障害をもつご家族の対応について
 ご家族は、子どもの有する問題を単なる強い個性・性格程度と考え、障害ではない→普通の子ども→できないのは本人の努力不足・やる気の問題、と短絡的に解釈してしまうことで、子どもが直面している真の苦労・困難を見過ごしてはいけません。逆に、対応に困って学校・医療機関などに相談しても発達障害とはみなされず、ご家族が非難をあびて追い込まれてしまうのはとても残念なことです。早期発見・早期対応が大切なのは身体疾病と同様であり、幼少時期より集団生活での適応障害をきたさないように、ご家族・教育関係者が発達障害についての知識を習得し、さらに子ども自身のもつ特性・課題に理解を深め、子どもにとって暮らしやすい家庭生活・学校社会生活の環境を提供していくことが大切です。早期に子どもたちの特性に見合った療育支援を行うことができれば、子どもたち自身のもつ能力を十分に伸ばせると思います。

東京臨海病院
〒134-0086 東京都江戸川区臨海町1-4-2
 電話 03-(5605)-8811(代表)

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はし(箸)の持ち方
― はし―
  持ち方あると気づけばOK ―まずは大人が正しく― 
  幼稚園に入園すると、食事にはしを使うことを求められることが多い。「うちの子はまだ上手に使えないけど大丈夫?」と不安に思う家庭もあるようだ。専門家は「幼児期にはまず、はしに正しい持ち方があることを気づかせることが大切。上手に持てなくても、焦らず楽しく教えましょう」と助言する。
 埼玉県内の主婦(37)はこの4月、3歳の長女が幼稚園に入園する。園では、昼食の時間にはしを使うこともあるという。「家では自己流の持ち方ではしを使っていますが、まだ上手に持てない。このままでいいのだろうか」と心配している。
 作法教室「『清紫会』新・作法学院」(東京)の近藤珠実学院長は、千葉県内の幼稚園や保育園の年中クラス、年長クラスで、食事の作法を教えて6年になる。中でも、はしの持ち方には力を入れている。
 「年少クラスは上手に使うのはまだ難しいですね。年中クラス以上になると、使える子どもも増えてきますが、焦らなくても大丈夫。一番よく覚えるのは小学校1、2年くらいです」と話す。 近藤さんは、はしの持ち方の手順を歌とダンスで子どもが楽しめるように教えている。「手をグーの形に握る」「人さし指と親指を開く」「2本の指で1本目のはしをつまむ」「中指を上げてはしを支える」―などだ。 「この時期に大切なのは、はしをどう使ってもいいのではなく、正しい持ち方があることを気づかせること。食事にはマナーがあることを教えることが重要です」
 食事中にはしの持ち方を注意している家庭は多いようだ。味の素の調査(2003年、全国約1500人の主婦対象)によると、食事時によく注意する内容として「はしの持ち方」を挙げた家庭は、子どもが4〜6歳で41%、7〜9歳で51%に上った。教え方には注意点もあるようだ。東京都八王子市の「S園」では、はしの持ち方は、食事中ではなく、ままごとの時間などの指導している。園長は「食事中に厳しくしかっては、食事に対する意欲を失わせることになりかねない。家庭でも、食事とは別の時間に教えるのもひとつの手です」と話す。
 子どもにははしの使い方を教えるには、まず大人が正しく持つことが必要。しかし、最近は大人の中にも、はしを使うのが苦手という人が多い。
 はしメーカー「兵左衛門(福井県)」はホームページではしの正しい持ち方を紹介している。また、輪ゴムを使ってはしの正しい持ち方が確認できるユニークな方法をパンフレットで提供している。 はしのサイズは、親指と人さし指を直角に広げた長さ約1.5倍、または身長の約15%が目安という。
☆はしの正しい持ち方☆
下のはしを薬指の先端と親指・人さし指のまたに置いてしっかり固定する。上のはしを親指・人さし指・中指の3本で動かして、食べ物をはさんだりつまんだりする。重要なことは下のはしは固定し、上のはしだけを動かして食べること。
☆輪ゴムを使って正しい持ち方を確認できる☆ ?人さし指と親指を開き8の字に輪ゴムをかける。
?そのまま人さし指・親指・中指の3本ではしを持つ。
?親指の付け根のところにもう1本のはしをはさむ。(ゴムの下をくぐらせるように)
?上のはしを動かすと、きちんと持てた!
            (「兵左衛門」の資料を元に作製)
親の私が病気になったら・・・
今月の投稿特集のテーマ「親の私が病気になったら・・・」には、育児中に寝込むなどして、子どもの世話に苦労したという体験談が多数寄せられた。母親の負担は大きく、実家や近所などの助けを借りながら、ようやく乗り切っている例が多いようだ。
 子どもが病気のときは、親も要注意だ。
 東京都内の女性医師(42)は、長女が1歳の時、嘔吐と下痢の感染症にかかった。看病中に、自分も感染し、寝込んだという。「子どもが病気になったら、そばにいる親は、看病疲れもあり、うつることが多い。家庭内でも、手洗い、うがい、部屋の換気などに注意を」と呼びかける。 「風邪は引き始めに注意し、無理しない」「様々な検診はできるだけ受ける」など、予防を心がけている人は多かったが、それでも寝込んでしまうことがある。
 「高熱が出たが、子どもたちの弁当作りは欠かすことができなかった。解熱剤は、幼き目が弁当作りの時刻に合うように逆算して飲んだ」(タイ在住、主婦山本恵美さん(40)という体験談も。
 病気を押して、家事などを続けたという人は多かった。
 「子ども連れで内科にかかる場合、小児科を兼ねる病院がいい。自分が診察を受けている間、子どもはおもちゃで遊ぶことができ、看護師さんも子どもの扱いが上手」(北海道古平町の久保田朋世さん(35)という助言も。
 「とにかく早く治すことに徹する」と言うのは、千葉県松戸市の会社員阿部陽子さん(34)。「部屋が散らかろうが、洗濯物がたまろうが、寝て治す」 身内に助けてもらったという声は多かったが、近くに住んでいるとは限らない。
 2歳と11か月の男児2人を育てている神奈川県相模原市の主婦桜井千尋さん(29)は、二男を妊娠中、切迫流産で2か月入院した。長男は、義母に長野県からきてもらい、近くに住む実母と交代で見てもらった。ただ入院が長引いたため、実母は体調を崩してしまった。無事二男を出産した後は産後ケアを考え、業者の家事代行サービスを利用した。「家事代行サービスはもっと早く利用すればよかった。日ごろから情報収集など準備が必要だと感じました」と振り返る。
 夫が転勤族という福島県会津若松市の田口早苗さん(32)は「引っ越し直後、私が寝込むたびに夫が会社を抜け出したり、休暇を取ったりしてくれた。会社側に嫌みを言われ大変だったようだ。でも夫婦のきずなは深まりました」
 地域のつながりが薄れる中、近所に助けたれたという例も目立った。
 福島県郡山市の主婦鈴木智子さん(30)は昨年、インフルエンザにかかり、幼稚園に通う4歳の長男と、2歳の長女の世話に困った。近くに身内はいなくて、夫は出張中。思い切って、長男の同級生の母親に相談すると、園に送迎してくれ、長女も自宅で預かってくれた。病院へ通ったり、体を休めたりすることができた。「その後は、お互いに預け合っている。ママ友だちの存在は心強い」
 神奈川県大和市の主婦河村芳子さん(39)からは「子どもを預けなければならないつらさは、病気より苦しい」という声。入院し、子どもを親類や近所に預けたことがある。「でも『預かるよ』と言ってくれた周囲の優しさで、人の温かさを知ることができた。子どもたちにも『困ったときはお互いさま』と言える大人になってほしい」
 病気の程度によっては、子どもを預かるサービスを利用する方法もある。「21世紀職業財団」の「フレーフレー・テレフォン」では、預け先や家事代行サービスなどについての情報提供を行っている。都道府県別の相談先電話番号はホームページ「フレーフレー・テレフォン」(http://www.jiwe.or.jp/gyomu/support/phone.html)で紹介している。
「成長痛」
原因分からず、突発的に/スキンシップで様子を見よう
 子育て中の親にとって、子どもが痛みを訴えるときほど心配なことはない。それも突然で原因が分からなければ、なおさらだ。三−六歳の子どもによくみられる「成長痛」もそんな病気の一つだ。
 「イターイ。足がイタイヨー」。東京都内に住む会社員の長男(四つ)が就寝前に突然、ひざのあたりを押さえて痛みを訴えた。ぶつかったり転んだりした様子はない。足を見ても出血したり、はれたりもしていない。曲げたり伸ばしたりすると痛みが出るわけでもない。「どうしたの?」。子どもに聞いても明確な返事はない。ただ、漠然とひざ周辺の痛みを訴えるばかりだ。数十分ほど、足をさすると痛みも治まったのか、スヤスヤと寝息を立て始めた。翌日の昼間も元気に走り回っていたので大丈夫かと思ったが、その夜、再び痛みを訴えたため、病院にかかったところ「成長痛では」と言われた。
 成長痛は最近、育児書などでも紹介されているが、幼児期の子どもに何の前触れもなくみられる原因不明の痛みが夕方から夜半にかけて起きること。独立行政法人国立病院機構・箱根病院(神奈川県小田原市)の坂巻豊教副院長の調べでは、
 ?就寝前29%?夕方26%?夜中24%?朝13%の順で、
昼は少ない。夜間は親も眠れなくなるし、すぐ病院にも行けないため、不安やイライラを助長しがちだ。痛みは主にひざ、ふくらはぎ、足関節、大腿部など下半身に現れ、上半身にはほとんど無い。関節炎などの痛みの場合、ひざの「この部分」と特定できるのに対し、成長痛では漠然と周辺の痛みとしか答えられないことが多いという。痛みの程度もさまざま。完全に痛みがなくなるまでの期間も、数日から数ヶ月におよぶ場合もある。 原因ははっきりしていないが、「妹や弟ができ、親の関心が急に向かなくなったときなどにみられ『かまってほしい』という子どもの訴えでは」(坂巻さん)などとみられている。
 治療法は特段なく、鎮痛剤などを処方されることもあるが、坂巻さんは「成長痛はほかに考えられる疾患がないときにつけられる病名。鎮痛剤を安易に使用することで、隠れた疾患を確認できなくなる可能性もあるので控えたい」と説明する。夜間、泣いて痛がっても翌日はケロッとしていて、昼間の生活に支障が出ることは少ないため「基本はさすったり、スキンシップをはかりながら様子をみてほしい」。小児期にみられる下肢痛で、成長痛と間違われやすい疾患には、単純股間節炎をはじめ、子どものリウマチ・小児特発性関節炎や骨腫瘍などの病気があり放置は禁物だ。
 坂巻さんは「あくまでエックス線や血液の検査などをして、こうした疾患を除外できて初めて成長痛と診断できる。成長痛と診断されれば、心配ないんだと考えて診察を受けてほしい」と話している。

 成長を疑うポイント
  ?痛みが昼間まで持続しない
  ?痛みが強まらない
  ?痛い場所がいつも異なる

       【控えたい安易な鎮痛剤】

子どもたちの足が弱くなっている。外で走り回って遊ぶなど、足を使う機会が減っているのが原因の一つのようだが、家の中でも工夫次第で足を鍛えることはできる。医師など「足の専門家」で作るNPO法人「オーソティックスソサエティー」(東京)は2001年から4年間、千葉県内の幼稚園児約300人の足のサイズや足裏の形を測定した。約70%は小指が内側に曲がる「内反しょうし」だった。半数は、指が地面に着かない状態の「浮き指」。「外反ぼし」も約5%いた。兵庫教育大学名誉教授・原田碩三さん(71)の調査でも、5歳児で土踏まずがある子は、1980年の75%から04年は46%に減り、浮き指のない子は93%から8%に激減した。原田さんは「『踏ん張る』ことができない子どもが増えている」と指摘する。同NPO理事長整形外科医の内田俊彦さん(57)は「転びやすい、駆けっこが遅いという子は、指でしっかり地面をとらえていないことが原因かもしれない」と言う。足は体のバランスに影響を及ぼす。特に、足の裏にアーチを作りクッションの役割も果たす土踏まずが大事だ。アーチと足首が弱いと、かかとで支えるため、重心は後ろに寄る。上半身でバランスをとろうと猫背になり、肩こりや腰痛になることもあるという。足の健康の助言もする靴店「アスリートクラブ」社長の三宅秀敏さん(57)は、2万人以上の足を観察した経験から、子どもの足の?退化?を実感している。「電子ゲーム遊びなどで、室内でじっとしている時間が長いと足は弱まる一方」と話す。?退化?を防ぐには、歩き始めた時期から、足の骨が出来上がる10歳ぐらいまでの間に、とにかく歩かせること。鬼ごっこやドッジボールなど、瞬間的に前後左右に動く外遊びは最も効果がある。室内でも足は簡単に鍛えられる。内田さんは「つま先たちで腰を下ろしたそんきょの姿勢で、手で押し合う遊びは、土踏まずを作る」と話す。また、三宅さんは、かかとにかかる重心を前に移すストレッチを勧める。まず、大判で厚めの雑誌で6〜7?ほどの段差をつくる。かかとを地面につけ、指の付け根部分を雑誌に乗せ、アキレスけんを、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。約3分間、じっと立ち続けているだけでも効果がある。足指を強くするには、足指でのじゃんけんや、「結んで開いて」の要領で指を開く運動が良いという。踏ん張る際に重要な小指に意識を集中させることが大事。三宅さんは「『結んで開いて』を1日20回程度、1か月続ければ、それだけで歩くバランスが良くなる」と話している。
(読売新聞より)
子どもをだめにする為の12の法則
子供をだめにするための十二法則

                
【1】小さい時から子どもが望んだものはなんでも与えて下さい。子どもは全世界     
   が自分の望むものの全部を与えるべきであると考えて成長するでしょう。
【2】子どもが苛烈なことを言ったら、小さな天才かのようにほめて下さい。
【3】子どもに精神的などんな教育も与えてはいけません。
【4】これは悪い、あれは良くない、と言ってはいけません。罪科コンプレックス    
   を作るからです。
【5】子どもがほおりっ放しにしておくものは、皆あなたが後始末をして下さい。
【6】見たがること、読みたがるものなど、なんでも子どもに許してください。
   あなたが食器洗いに熱心で、それらを清潔に保っていても、子どもの心はそ           
   の汚水で養われるでしょう。
【7】両親は子どもの前で、よく議論し、けんかをして下さい。家庭が破滅する時  
   でも別に子どもはショックを受けないでしょう。
【8】子どもが要求するすべての金を与えて下さい。子どもがそれを得るのに苦労  
   しないように努めて下さい。
【9】子どもの望みがすべてすべて満たされるように努めて下さい。食べ物飲み物、  
   楽な生活、娯楽など。
【10】子どもの側にいつも立って下さい。先生たちが家の子どもを嫌っていますと
   思って下さい。
【11】子どもが本物の悪者になったら、自分たちは、ずっと前から色々と尽くし  
    たがどうにもならなかったとなるべく多く宣伝して下さい。
【12】今から苦しみの生活を覚悟しておいて下さい。近いうちにやってくるでしょう。

  これは逆説的な親向けのすすめであります。よろしかったらためしてみてくれるな!

言葉の訓練に最適 
親子のコミュニケーションにも ―なぞなぞで遊ぼう―
雨が多いこの季節、外遊びができなくてストレスもたまる。そんな時には、親子でなぞなぞを楽しんでみてはいかが。子ども向けのなぞなぞ本を利用してもいいし、自分たちで作った問題を出し合ってもいい。親子のコミュニケーションが深まり、子どもが言葉に興味を持つきっかけにもなる。「体中骨だらけ、登ったりくぐったりするものなーに」
「ヒントはー?」
「公園にありまーす」
「何文字?」
「7文字。最初は『ジャ』」
「ジャングルジム」
「ピンポーン」

 埼玉県春日部市のT幼稚園で、年長組の子どもたちがなぞなぞに挑戦していた。先生の土井絵理さん(24)が問題を出すと、我先にと大きな声で答える。当たると大喜びだ。 絵本の読み聞かせに力を入れている同園では、絵本の前になぞなぞをすることが多い。「子どもたちが集中するし、友達と意見を出し合う練習にもなる。正解してうれしいという気持ちが『もっともっと』というやる気につながるようです」と土井さん。園長の丸島高三さん(63)は、「テレビやビデオに子守りさせてしまう家庭が多いが、10分でいいから子どもと向き合う時間を作ってほしい。なぞなぞはいいきっかけになります」と話す。
 書店の児童書コーナーをのぞくと、様々ななぞなぞの本が並んでいる。大きく分けると、問題をたくさん収めた「なぞなぞ本」と、絵が主体の「なぞなぞ絵本」がある。 東京・銀座の書店「教文館」の担当者は、「最近は、分厚いなぞなぞ本を求める親が多い」と話す。シリーズ化されたものやロングセラーも多く、あかね書房が1977年に初版を発行した「なぞなぞあそび1 おはようぴょこたん」は、現在までに170刷、146万部を記録している。
 こうした本を参考にして、親子でオリジナルのなぞなぞを作って遊ぶのも楽しい。「ぴょこたん」シリーズ作者の、このみひかるさん(77)は「まず答えから考えるといい」とアドバイス。例えば、スプーンを見たら、「洞くつの入り口まで、食べ物を運んでくれるものなーに」。難しく考えなくても、「パンはパンでも食べられないパンはなーに」など、知っているなぞなぞを子どもに問いかけるだけで、「子どもは喜んで、自分でどんどん作り始めますよ」。
 一方、「なぞなぞ絵本」では、美しい絵と言葉が楽しめる。
 岡山市の児童書専門店「えほんのくに吉備」代表で、絵本の読み聞かせ活動をしている河口純一郎さんは、「本来のなぞなぞは、ある物を別の言葉で表現する暗喩。良質な絵本にはそれがあり、言葉の訓練にもなります」と話す。
 例えば、「ぐりとぐら」で知られる中川李枝子、山脇百合子のコンビによる「なぞなぞえほん」に出てくるのは、こんななぞなぞ。<かなしいとみずがでてうれしいとほそくなる びっくりするとまるくなりねむいときにはふたをする> 答えは「目」だ。
 埼玉県の小学校で読み聞かせボランティアをする「子供と本の会・MOMO」会長の詩村あかねさん(41)に「お薦めなぞなぞ絵本ベスト5」を選んでもらった。

=下記表=
 「言葉のリズムが美しいなぞなぞ絵本は、読んでいて楽しい。親子のコミュニケーションを深めながら、言葉や本に興味を持たせる
きっかけにもなります」と詩村さんは話している。
   詩村あかねさんの選ぶ「なぞなぞ絵本」ベスト5
   ?「なぞなぞえほん」1のまき〜3のまき
     (中川李枝子作、山脇百合子絵、福音館書店)
   ?「なぞなぞなーに」はるのまき・なつのまき・あきのまき・ふゆのまき
     (いまきみち作、福音館書店)※版元品切れ。図書館で探してみよう。
   ?「なぞなぞねずみくん」
     (なかえよしを作、上野紀子絵、ポプラ社)
   ?「なぞなぞぞうくん」
     (フジイ・フランソワ作・絵、偕成社)
   ?「なぞなぞあそびうた」、同?
     (角野栄子作、スズキコージ絵、のら書店)

 

子供の食 見直す(読者の声)
「食育は幼いうちから」。読者からの声で目立った。
 「生きる力の源は『食』と考えて活動しています」 千葉県の私立幼稚園から、日々の教育活動の中で、食育につながる内容を抜粋したファクスが届いた。 年少組は、豚汁作りやパン作り。年中組では、カレーやクッキー作りが加わる。年長組はすいとんを作ったり、いわしを焼いたりすることも。年長組のカレーや汁物の具は自分たちで刻むという。 「幼児の時代は、味覚をしっかり育て、作る楽しさを十分味わわせてあげたい」という理事長は、「食の問題は、大人になってからでは間に合わないことがたくさんある」と訴える。 親子で歌いながら、食事のことを考えようという仙台市の取り組み(9日付)には、「替え歌の歌詞(=一部別項参照)を知りたい」「活動を見たい」という問い合わせが相次いだ。 保育所に通わせ始めた子供の変化をつづったのは兵庫県の女性だ。 「保育所で嫌いな食べ物を先生が食べさせてくれているお友達を、子供心にうらやましく思ったのか、家で『これ嫌い』『あれいや』と言うようになった。『じゃ食べなくていいよ』と取り上げると、ちゃんと食べる。『上手におはしを使えたね』などとほめることで、少しずつわがままが減ってきた」 そんな経験から「幼児の『嫌い』は『食べさせて』の甘えもあるように思う。親の役目は、苦手克服か甘え不足解消か、見極めることでは」と言う。 現場の厳しい報告もあった。 「年々、子供の食生活が異常さを増している。偏食が極端だったり、ひじきや切り干し大根など、初めて食べる食品にはいっさい手をつけなかったりする」と学校栄養士20年余という千葉県の女性(42)から。 その背景に教員の変化も見る。 「嫌いなものは無理に食べさせないで、好きなものだけ食べさせれば良いという教員が増えた。教室でも野放し状態のことが多い。給食指導をきちんとやる教員ほど、保護者から『厳しすぎる』と文句が出る」 「食育に頑張っているのは栄養士だけという所も少なくない。毎日子供と接している教員が重要性を理解しない限り、食に関する状況の改善は難しい」とこの女性は訴える。 一方で、「子供たちに野菜を楽しく、おいしく食べてもらうのが夢」と語る女子学生(20)も。栃木県在住の教育学部生で、「食環境」が卒業論文のテーマだという。さらに「食育は人間教育の基本。先生がんばって」と千葉県の女性(68)からはエールも届いた。
げんき3兄弟(だんご3兄弟の替え歌)
ちから モリモリ ごはん(ごはん)  人気メニューは やき肉(やき肉)
いろどり きれいな野菜(野菜)    げんき3兄弟 
ごはんやパンは主食(主食)      やき肉 さしみは主菜(主菜)
サラダやお浸し 副菜(副菜)     げんき3兄弟
朝のメニューはごはん(ごはん)    粘りづよーい納豆(納豆)
野菜たっぷり みそ汁(みそ汁)    げんき3兄弟
こころとからだにピッタリの食事は元気のもとになる
願いは家族が健やかに元気で楽しく ランランランラン
<2番は省略>
偏食は心配だけれど…
無理強いは逆効果。
「食べ物に好き嫌いがある」と子どもの偏食を心配する親は多い。つい無理強いしがちだが、それが逆に食事嫌いの一因になることもある。子どもは時間をかけて様々な味に慣れていく。「一食一食を気にしすぎず、食事中はしからずに」と専門家は助言する。 「サラダは、いっぱい?ちょっと?」―「ちょっと」。給食当番の子どもと先生が、列を作る子どもたちに尋ねながら、ご飯とおかずをよそっていく。
 東京都八王子市の「S園」の給食は、2歳後半からメニューごとに自分が食べたい量を自己申告するユニークな方法だ。この日のメニューは「みそこんにゃく」「ニンジン、キャベツ、ハムなどのサラダ」「豚肉やにんじん、ネギが入った納豆チャーハン」など。F園長は「保育者が勝手によそうより、子どもたちは意欲的に食べている。自分で選んだものだから、食べ残しも少ない」と話す。栄養バランスを心配する声もあったが、地元の大学の協力で一定期間、家庭での食事を含め量や栄養などを調査したところ問題はなかったという。同園は各家庭に、給食メニュー、給食以外の食事で取ってもらいたい栄養のポイント、子どもに好評だった食事のレシピを知らせている。嫌いなものがあっても別の食べ物で補うことができる。食事は強制されるのではなく、生きる欲求に基づいて楽しむべきものです」と藤森園長は言う。
 埼玉県内の女性社員(34)は4歳の長女が野菜嫌いなので心配している。「身長や体重などは標準だが、やはり栄養バランスが気になる。つい食事中に、『早く食べなさい』と、大声を出してしまうこともあります」電話相談「東京ガス食の生活110番」は昨年、「食べない幼児」をテーマに、相談を受け付けた。176人が相談し、内容は「偏食」23.8%が最も多く、「同じものばかり食べる」19.2%、「食べる量が少ない」9.3%などが続いた。「『一日に必要な栄養量』などの情報があふれていることもあり、食事を無理強いする親も多いようだ。しかし、かえって子どもを食事嫌いにしかねない。親の焦りが、食べない遠因かもしれない」と担当者。一食一食を気にしすぎず、1週間くらいの中で栄養バランスを考えればいい。同じものばかりを食べることも幼児にはよくあり、あまり心配はいらないという。財団法人こども未来財団が運営する「i−子育てネット」で、日本小児保健協会が子どもの食事についてアドバイスしている。好き嫌いは生後10か月くらいから始まる。嫌われるのは圧倒的に野菜で、独特の苦味などが原因。しかし、様々な味を経験するうちに慣れていく。1,2歳児の場合は、細かく刻むなど調理の工夫も必要。3歳以降は、料理の手伝いなど楽しい経験をきっかけに好きになることも多い。「食事中はうるさく言わず、ほめる、励ますなどの接し方を」と勧めている。
夜中・休日の急病 慌てないために
夜中に熱が出たりおなかが痛くなったり、子どもは急に体調を崩すことが多い。夜中や休日に薬局を探し回ったりしないよう、普段から常備薬を備えて応急処置法を身につけておくと安心だ。どんな時に薬を飲ませ、病院に行った方が良いのか、日ごろからかかりつけ医と話し合っておきたい。 東京都品川区の「鈴の木こどもクリニック」には最近、急におなかが痛くなったといって駆け込んでくる子どもが目立つ。院長の鈴木博さんは「かん腸の使い方を知らない家庭が意外と多い。子どもの腹痛は便秘が原因のことが多く、ほとんどがかん腸で治まる。ただ、血便など出た便の状態によっては、病院に行く必要があります」と話す。 ミキハウス子育て総研(大阪)がホームページ「ゴーゴー育児 ドットコム」で昨年3月、育児中の親に「子どものために常備している薬」を尋ねたところ、最も多いのは虫さされ薬(74%)。傷薬・消毒薬(58%)、風邪薬(42%)、解熱剤(38%)と続き、かん腸・便秘薬は9%だった。 具合が悪くなった時に「なくて困った薬」として「下痢止め」「歯が痛くなった時の鎮痛剤」「急な発熱時の解熱剤」などが挙がった。「夜中に2時間がんばったが出ず、救急病でかん腸をしてもらった。それ以来常備している」という体験談も寄せられていた。 鈴木さんは家庭の常備薬として?鎮痛・解熱剤?整腸剤?かん腸?傷薬?消毒薬?目に異物が入った時のための目薬−などをそろえておくと良い、とアドバイスをする。「市販薬は副作用が出にくいが、医師に処方してもらう薬よりも効きにくい面もある。2日ほど飲ませて症状が良くならない時は病院へ連れて行きましょう」と話す。 ただ、薬の服用を親が判断するのは、迷うことも多い。東京都江戸川区の会社員、上田令子さん(39)は小学5年生と5歳の子育て中で、常備薬を10種類ほどそろえている。「軽い風邪症状や微熱の時は親の判断で薬を飲ませますが、下痢や嘔吐がある時は自己判断はせず病院へ行く。高熱の時も、熱を下げても良いのかどうか迷います」と話す。 「小児科のお医者さんからママたちへ」(主婦と生活社)の共著書で「星川小児クリニック」(横浜市保土ヶ谷区)院長の山本淳さんは「普段からかかりつけの医師と、ホームケアについてよく話し合って」とアドバイスする。 山本さんは症状が今後どのように変わるか、経過観察のポイントやその場合の対処法を医師に聞くことで、次第に家庭での応急処置法が身につき「急な発病にも慌てなくなる」と話す。「親が様々な病気に対するイメージトレーニングを積み、対処法を身につけることが大切。常備薬はホームケアの一部ですが、子どもによって必要なものは異なる。使い方や使うタイミングは、かかりつけ医に遠慮なく相談しましょう」と話している。
子どもとテレビ
日本小児科学界の提言
? 2歳以下にはテレビ・ビデオを長時間見せない。
? つけっぱなしにせず、見終わったら消す。
? 乳幼児に一人で見せない
? 授乳中、食事中はつけない
? ビデオを繰り返し見ないこと、適切な使い方を身に付けさせる
? 子ども部屋にはテレビは置かない

 日本小児科医会が2月に、日本小児科学界が4月にに続けて子どものテレビ視聴を抑える提言を発表したとき、わが家でも話題になった。
 4歳と1歳半の二人の娘を世話している妻は、「テレビを全く見せないことは無理だ」と言う。
 小児科学会の提言を別項に示したが、「二歳までの視聴」を「控える」ことや「長時間見せない」など基本的な考え方は一致している。両会とも「二歳以下が少しでも見たら影響が出る」とは言っていないが、育児の現場では戸惑いも広がった。
 小児科医会の提言では、「二歳まで」「二時間まで」など具体的な数値が出されている。提言をまとめた小児科医武居正郎さんは「二歳まで」の根拠について、「ゼロ歳から二歳くらいまでは親子のスキンシップや言葉かけが心や言葉の発達に重要な時期であること、またこの時期は子どもが自発的にテレビを見ることがなく親がコントロールできる」ためと説明する。
 テレビゲームで遊ぶ時間なども加えた総視聴時間を「二時間まで」としたのは、1999年に、アメリカの小児科学会が発表した勧告「二歳以上は良質な番組を1-2時間程度に制限すべきだ」を参考にしたという。「専門家の間でも科学的な裏付けが十分かどうかの議論はあり、一つの目安。しかし、長時間テレビを見ることが発達に良いというデータはない」と武居さん。
 小児科学会の提言が踏み込んでいるのは、番組の内容が良く、親が一緒に話をしながら見たとしても、長時間の視聴は言語発達が遅れる危険性があるとした点。学会メンバーで川崎医科大小児科教授の片岡直樹さんは「良い番組なら見せてもいいだろうと考えがちですが、重要なのは見せる時間の長さ」と強調する。
 テレビを控えると、言葉の発達の改善が期待できるという。
 東京都内の主婦(38)は、四歳の長男が一歳半児健診で言葉の遅れを指摘された。「当時はテレビやビデオに子守をさせていた状態」と振り返る。
 二歳を過ぎてから、テレビは一切つけず、絵本を読んだり一緒に遊んだりした。三ヶ月ほどすると、それまでできなかった言葉をつなげて話す「二語文」をしゃべるようになった。今も言葉の遅れは取り戻しつつある。「小学校入学まではこのまま続けたい」とこの主婦は言う。
 片岡さんは「テレビを見せなければそれでいいというのではない。その時間に、親子で遊んだり、触れ合ったりすることが大切だ」と強調する。

自転車の補助いすヘルメットで安心
「自転車の補助いすヘルメットで安心」
 自転車の補助いすに子どもを乗せて、幼稚園などの送迎や買い物に出かける光景をよく見かける。便利な一方で、転倒事故も多い。補助いすをしっかり取り付け、安全運転を心がけるのはもちろん、最近はヘルメット着用の必要性も指摘されている。
*東京都文京区の文京学院大学文京幼稚園の園児が母親らの自転車に乗って登園してきた。補助いすの子どもたちは、カラフルなヘルメットをかぶっている。同園では、通園バスがないため、送迎に自転車を利用する親子が多い。そこで、一昨年、脳に障害を持つ人たちの支援グループ、東京パイロットクラブが「安全な通園を」とヘルメット約130個を寄贈した。子どもを対象に交通安全教育も行っている。同クラブは「自転車で転びそうになった経験がある人も多いはず。もっと頭部を守ることに関心を持ってほしい」と話す。
 *自転車の2人乗りは原則として禁止だが、各都道府県公安委員会の規則で「16歳以上の人が、6歳未満の子どもを補助いすなどに乗せる場合」などに限って認めている例が多い。しかし、子どもを乗せた自転車の事故は多い。
*都立墨東病院(東京)医師の宮本伸哉さん(脳神経外科)は昨年2月、都内の23幼稚園の保護者約2,800人にアンケートを実施した。 97%が自転車の補助いすを購入。補助いすを使っている人のうち33%が転倒事故によって子どもにけがをさせた経験があった。打撲やすり傷などの軽傷が大半だったが、けがの部位は頭・顔が44%と最も多かった。走行中に車や障害物に接触したり、自転車を止めて目を離したすきに倒れたりしたケースもあった。同病院に運び込まれた子どもの中には、頭を強く打って開頭手術した例もあった。宮本さんは「子どもが補助いすのシートベルトに固定された状態で転倒すると、かえって頭を強打する危険もある。日本ではまだあまり普及していないが、ヘルメット着用は、法制化を含めて社会的な対応が必要です」と強調する。
*「子育てグッズ&ライフ研究会」の薮田朋子さんに補助いすやヘルメットの選び方のポイントを聞いた。いずれも自転車店などで買える。子どもを連れて行き、実際に乗せたり、試着したりした方がいい。認定基準を満たした製品に与えられる財団法人製品安全協会のSGマークも選ぶ目安になる。補助いすは、取り付けてみてぐらつきがないか、子どもが乗っても視界が遮られないか(自転車の前に乗せるタイプ)などをチェック。ヘルメットは、輸入品が多く大型おもちゃ店でも買える。その際、ASTMマーク・CPSマーク(アメリカ)、CEマークなどの安全マークを目安に。
*安全に乗るためには、▽動きやすい服装で▽補助いすの留め具は毎回確認する▽子どもは最後に乗せて最初に降ろす▽子どもが乗ったらハンドルは離さない などに注意する。
(2004年2月16日 読売新聞・朝刊より抜粋)
少子化対策
『青葉ひかる(社会評論家):女性の生き方や時事問題などについて講演』執筆。56歳。
 政府は今年5月、少子化対策大綱をとりまとめるとのことである。とはいえ、既に保育所への「待機児童ゼロ作戦」や「育児休業法の改正」、企業内保育・駅前保育・コンビニ保育など、多彩な具体策が打ち出されている。
 今日では、「女性が働くことは良いことで必要なことだ」といわれれば反論の余地はない。というより、この言葉はあらゆる議論の前提になってしまっている。「子どものために、せめて3歳くらいまでにそばにいて育児に専念するべきだ」なんて言おうものなら、時代遅れのそしりを免れないような風潮である。
 「子供がいても働きたいという女性がいるから、そのために対策を考えるべきだ」というのが大前提になってしまっているのである。 しかし、子供を育てた一人の女性の見地から、今の「少子化対策」には、その一歩前の議論が欠落していると言わざるを得ない。それは「本当は子供が小さいうちは一緒にすごしたい」というのが女性の自然な思いであるにもかかわらず、こういう母親の気持ちは議論の前提には上っていないということである。というより、無視されているのである。
 一方、若い女性たちが、「本当は子供は欲しいが、持たない。持てない」という場合の最大で、第一の理由に「子育てのコスト」を挙げていることに注目しなければならない。経済的理由がほとんどである。「家で子育てをしていては収入にならない。外に出て働けば、経済的にプラスだ」ということなのである。これが原因で「だから産まない」「だから子供を他人に預けて働く」という結果となる。
 東京都品川区を例に挙げると、保育園で預かる子供1人あたりの国と地方公共団体の負担額(公費)は、公立も私立も一ヶ月約20万円である。ゼロ歳児では、なんと一ヶ月約60万円である。他の地域も全国的にもほぼ同様である。これら人件費と箱物のコストをもっともっと増やそうという施策を、国が一生懸命推進しているのが現状といえる。保育所を利用する家庭のためにだけ、多額の公費が支給されているといっていい。
 結論に移ろう。保育所の幼児だけではなくすべての幼児一人当たりに補助金を「家庭育児手当」(在宅育児手当)として支給するべきである。そうすれば、若い女性も喜んで出産し家庭で育児する機会を得ることができる。すべての子供一人あたりに、同額を補助するという公平さのもとで、親は次のいずれかを選択すればよい。「家庭育児」をするか、あるいは親自身が費用を支払い「保育所任せ」にするかを。すべての親が自由に選択できる公平な制度こそ推進するべきである。
 「産みたいが、経済的に産めない」「子供が小さい間は自分の手で育てたいけれど、預けて働くほうが収入が増えるから働く」という本音の部分が、「子供を持っても働きたい」という表現に変質されてしまっている。もちろん例外があることは否定しない。しかし、「お金を稼ぐために働かざるを得ない」という、多くの女性の本音は議論の対象から外され、「赤ちゃんがいても働くことを女性は望んでいる」という言葉でくくられてしまっている現状がある。
 「家庭で子供を育てたい」という親への経済的支援こそ、緊急の国の「少子化対策」ではないだろうか。子供が幼いうちは親の手で慈しむことが子供にとっても幸せであることは論をまたないだろう。(読売新聞・朝刊より抜粋)
幼児の英語教育 どう思う?
国際化が進み、日本人の英語への関心は高まる一方です。2002年度から小学校の授業に英語が本格的に取り入れられ、小さい内から習わせる家庭も増えそうです。必要性についてはほぼ半分に意見が分かれているようです。あなたはどちらですか。?
 今月寄せられた投書は全部で85通。その内訳は、幼児に英語は必要「ハイ 44人・イイエ 40人」実際に習わせている「ハイ 44人 イイエ 39人」でほぼ半々のようです。ただ英語は必要と考える人が若干多かったが、ほぼ半分に意見が分かれたのが今の状況です。「必要」とする代表的な理由は、「これからの国際社会を生きるには、英語が話せることは必須。小さいうちから習うことが大切」(東京都の公務員(34)・「自分たちが子どものころとは時代が違う」(千葉県松戸市の水村和香さん)(34)という声も多く、「子どもの将来の就職に有利」という"現実的"な考えも目立った。「必要」と考える人には、自分が英語で苦労した人、海外暮らしなどで英語が使える人の両タイプがいた。
 千葉県や八日市場市の主婦大久保昌子さん(37)は「中学校で初めて習い、ずいぶん戸惑った。言葉を覚えるには早いほうがいいのでは」と言う。東京都の女性会社員(31)は「夫婦とも帰国子女で英語が話せるので、仕事の面でも得をし、交友関係も広がる」、十代まで欧米で暮らしたという山梨県山梨市の主婦(35)は「発音は小さいうちに身につけることが大切。娘にも英語で苦労させたくない」とその必要性を強調する。
 これに対し、「必要ではない」という理由では「まずしっかりとした日本語を」という声が多かった。「日本語や日本文化が身につかないまま英語が出来ても、国際人といえるのか疑問」(川崎市の主婦森聴清子さん・35)「日本語が中途半端になってしまう」(川崎市の主婦・38)などだ。「小さいうちは、友だちと遊ぶなどほかにも大切なことがある」(山形県南陽市の主婦平あけみさん・38)という声も。投書は、20-40代の女性がほとんど。英語ができると記入のあった投書で意見の違いを調べても、はっきりとした違いは出なかった。実際習わせるかどうかも、ほぼ半分に分かれた。教室に通う他、英語教材を利用している人も多かった。
 投稿者の中には「必要だと思うが、習わせてはいない」という人もいます。兵庫県の自営業者の女性は(42)「異文化に触れる機会が幼い頃からあったほうが好ましいが、知識で無く体験を通して自分の世界を広げて欲しいと思う。しかし、それにふさわしい環境が見つからない。方法を間違えれば、逆効果になるかも知れない」と言います。皆様もよく考えて取り組んで行きましょう。「生活ふぉーらむ」より抜粋

 幼児英語教育の必要性について、読者の意見は分かれたが、専門家の間でもその是非をめぐり意見は分かれている。日本児童英語教育学会会長で、富士常千葉大教授の中山兼芳さんの話「無理に勉強させる必要はありませんが、世の中にいろいろな言葉や考え方があることを早いうちに知ることには意義があります。好奇心が強く、言葉の吸収も早い幼児期に、英語に触れるのはいいことでしょう。模倣能力が最高の4-8歳はあらゆる言語の音を聞き分け、その音を発することができます。英語特有の発音やリズムを自然な形で習得するのは、この時期が最適です。この時期の子どもは、感覚や動作を通して物事をとらえ、言葉を身につけるという特徴を持っています。そのため歌やリズムを使って、また絵本などを読んで聞かせるなどして、遊びのひとつとして楽しみながら英語に触れさせることが大切です」
 慶応大学言語文化研究所教授で日本英語学会理事の大津由紀雄さんの話は、「小さい頃に英語圏に住むなどし、質、量ともに相当の英語に触れれば、発音や聞き取りの力はつきます。ただ日本でその環境を得るのは難しい。日本では"ネイティブ信仰"が根強いですが、世界各地でいろいろな人種が様々な英語を話しており、ネイティブ英語はある意味幻想です。
 英語教室、教材の質はまちまち。幼児期におかしなくせが付くと、直すのが難しくなります。また、英語が特別な言語だという偏った意識にもつながりかねません。中学校から英語を学び、世界中で活躍している人は数多くいます。英語のしくみを教えながら、これまでより集中的な授業を行えば、中学からでも十分に間に合います」
 国際化が進み、日本人の英語への関心は高まる一方だ。2002年度から小学校の授業に英語が本格的に取り入れられ、小さいうちから習わせる家庭も増えそうだ。ただ、今月のテーマ「幼児からの英語教育、どう思う?」に寄せられた投書では、必要性についてほぼ半分に意見が分かれた。年代や英語体験による意見の差はなく、言葉や文化などについてのそれぞれの価値観が影響しているようだ。

麻疹接種 判断と責任は家庭に
千葉県の会社員女性が、長男が(4歳)が1歳になった月に、保健所から麻疹(はしか)の集団検診の知らせを受け取りました。仕事を休めなかったので次の機会に見送っところ、長男はまもなく麻疹にかかってしまった。結局1週間近く仕事を休まなくてはなりませんでした。「接種のための一日を休めばよかったと振り返ります。
 ただ、麻疹の接種は1歳になったらなるべく早く受けるよう勧められている事や、集団接種でなくても個別に医療機関で受けられる事を、後になって知りました。「誰も教えてもらえなかった」と、不満が残っています。
 この親のように、多くの親が「分からない事が多い」漫然とした不安を感じているようです。更に副反応や事故で健康を損なうケースも起こり得ることから、「予防接種は危険で不要」という考えもあります。小児科医の毛利子来(もうりたねき)さんは「予防接種には完全な答えはありません。本やインターネットなどで、様々な情報に触れて判断して欲しい」と話します。
 現在の予防接種のシステムは「勧奨接種」と呼ばれ、小学校などで一斉に受けていた「義務接種」とは異なり、いつ受けるか受けないかさえも、家庭の判断に任されています。そのため迷ったり心配になったりする事が、たくさん出てくるのです。小児科医の巷野悟郎(こうのごろう)さんはs「受けない事で重症かしたり他人に感染させたりする害の法が大きい。予防接種は公衆道徳と思って受けて欲しい」と強調します。「普段から信頼できるかかりつけ医を持ち、不安や疑問があれば相談しながら、赤ちゃんを感染症から守ってください」と話しています。(月野美帆子)
自分の時間はどう作る?
今月の投稿テーマーは「自分の時間はどう作る」には、「子どもを早く寝かせつける」「夫と交代で趣味の時間を捻出」など、様々な経験や工夫が寄せられた。中には「育児中は自分の時間は無いものとあきらめる」「割り切って子どもの時間に合わせる」という”あきらめ・開き直り”派も。時間に追われる子育て期の姿が浮かび上がってきた。
最も多かったのが「子どもが寝ている時間が自分の時間」と言う意見。そのため早寝早起きはを習慣づけている人も多かった。(詳しい内容は2004/1/26の読売新聞17面に)

 

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